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終わらない明日へ プロモーションカード COMMAND SPC-14 白 3-5-0 SP 【追加コスト>コイン以外の自軍カード6枚をゲームから取り除く】 (自軍帰還ステップ):このターンの終了直後、手番プレイヤーを変更せずに新たなターンを開始する。ただし、新たなターン中、自軍プレイヤーは、コマンドをプレイできない。 白の、追加ターンを得るコマンド。ただ、追加コストが非常に重い。 1ターンで本国を削りきれる状況で使えば、文字通りのエンドカードである。ただ、その重い追加コストのため、使いどころを誤ると自分に対するエンドカードにもなってしまう可能性をも孕んでいる。 追加コストは重いが、効果は強力。なので、追加コストを上手く払う手段があれば使えるかもしれない。終わりなき円舞曲や無償の愛で釣り上げたユニットや、ムルタ・アズラエルで奪ったユニットを対象にしたい。 2005年度~8月末まで全国のガンダムウォー公認店で開催された【SEED&DESTINY限定大会】で配布された景品プロモーションカード。
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書籍情報 あらすじ 既刊一覧 作者の他作品 関連リンク 書籍情報 タイトル おとぎ話は終わらない 著者 灯乃 イラスト 麻谷知世 出版社 アルファポリス レーベル レジーナブックス Nコード N4840CG 連載開始 2014年 08月24日 備考 Web版タイトル「おとぎ話の、その後で」Web版一部ダイジェスト化済 あらすじ とある皇国の田舎町で育った少女、ヴィクトリア。母を亡くして天涯孤独になった彼女は、仕事を求め皇都にやってきた。そこで出会った衛兵たちに身の上話をすると、彼らが教えてくれたのは『楽園』の存在。なんと、学費タダ&3食、宿付の魔術学校だという! ヴィクトリアは好条件につられ、ひとまず『楽園』へ入学することを決める。しかし、ひとつ問題が……その学校に通うのは、男の子ばかりらしいのだ。彼女はスムーズに学校へ入学するため、男の子の格好で過ごすことにして――? 貧乏少女が性別を隠して送る、ドキドキ魔術学園ファンタジー! 既刊一覧 タイトル 発売日 分類 ISBN 値段 詳細ページ ストア ランキングデータ おとぎ話は終わらない 2015年 03月02日 一般書 978-4-434-20330-5 1,200円 アルファポリス Amazon honto 書籍データ おとぎ話は終わらない 2 2015年 10月02日 一般書 978-4-434-21086-0 1,200円 アルファポリス Amazon honto 書籍データ 作者の他作品 わたくし、実家に帰らせていただきます!―お飾りの王太子妃 一目で、恋に落ちました 関連リンク Web版 「おとぎ話の、その後で」
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終わらないYESTERDAY Lyrics 大田紳一郎 Music 徳永暁人 Lead Vocals 大田紳一郎 本当はもっと ケンカしたり熱く語りあいたい まぁこれでいいやって 押し寄せる気持ちかわした 他人の目にどう映るかばかり気にしては あきらめてしまったり 振り返ることよくあるよね 変わらないけど 変わってゆく 変わらないで 変われたら... day after day 暮れゆく街 あぁ いつかこの痛みも忘れ アメリカの風に憧れた あの日の夢も... 終わらないYESTERDAY 目の前には問題や課題が山積みで どこに行っても何をしてても気になってしまう 繰り返しだけど 進んでく 繰り返さないで 進めたら... day after day 動きだす街 あぁ いつも明日を期待したり あるがままの自分でいたいと 今日ももがいてる 暮れゆく街 あぁ いつも僕は僕を探して アメリカの風に憧れた あの日の僕を... 終わらないYESTERDAY 忘れるから生きられる キレイにはなれないよ それでいい そのときの自分を好きでいられるように day after day 動きだす街 そして最後に笑っていたいと願う あの光をつかみたいと この手を伸ばしてる day after day 暮れゆく街 あぁ いつも僕は僕を探して アメリカの風に憧れた あの日の僕を... 終わらないYESTERDAY 2008.11.19 Aibum「Prime Garden」05.収録
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最終話「終わらない未来へ」 勝利条件 ビレフォールの撃破 ↓ビレフォール撃破後 ソロモンの撃墜。 敗北条件 アースラの撃墜 熟練度獲得条件 無し ステージデータ 初期味方 アースラ(リンディ)/選択出撃20人 初期敵 ビレフォール/アガレス/ブアル/サブナク/グラシャラボラス 味方増援 敵増援出現後 アガレス 敵増援 ビレフォールを撃墜 ソロモン 敵データ 初期 ユニット Lv HP 獲得PP 獲得資金 数 E N H 撃破アイテム 備考 ビレフォール 54 135000 20 20000 1 1 1 ---------- HP回復(小)/魔力回復(大)/ウェポンブロック アガレス 52 110000 15 15000 1 1 1 ---------- HP回復(小)/魔力回復(大)/マインドブロック ブアル 52 10000 4 3000 10 - - ---------- ---- サブナク 52 12000 5 4000 8 - - ---------- HP回復(小) グラシャラボラス 52 110000 8 8000 4 4 4 ---------- HP回復(小)/魔力回復(大)/ウェポンブロック 増援 ユニット Lv HP 獲得PP 獲得資金 数 E N H 撃破アイテム 備考 ソロモン 70 389000 50 100000 1 1 1 ---------- HP回復(小)/魔力回復(大)/フルブロック/魔法障壁 ※EX-Hardの場合:熟練度39以下でHP540500、40~47でHP575000、48以上でHP632500 敵撤退情報 アガレス(ビレフォールを撃破) 敵全員(ソロモン撃破後) 戦闘前会話 敵 味方 アガレス カイム ビレフォール カイム ソロモン 全員 攻略アドバイス クリア後入手物資 無し 第49話『偽物は本物へと』
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シナリオ攻略 第25話 『終わらない約束』 勝利条件 初期 敵の全滅。 敗北条件 初期 レントンの撃墜。 味方援軍出現後 味方戦艦の撃墜。 クロウ、またはエスターの撃墜。 SRポイント獲得条件 アダモンを全て撃墜した後、パールネイルを撃墜する。なお、パールネイルは5ターン目を迎えるか、HPが10000以下になると撤退する。 初期配置・増援 初期 初期味方 ニルヴァーシュ spec2(レントン) 初期敵 パールネイル(マルグリット) 初期敵 人造次元獣アダモン(人造次元獣)×4 初期敵 ディム・リー(AS団員)×2 初期敵 ディム・サー(AS団員)×6 初期敵 次元獣ライノダモン改(制御次元獣)×2 初期敵 次元獣ブルダモン改(制御次元獣)×8 初期敵 ガブリン(AS-AI)×10 敵機4機撃墜 or 2PP 味方援軍1 母艦選択×1 味方援軍1 イカルガ(扇orゼロ) 味方援軍1 ブラスタ(クロウ) 味方援軍1 ブラスタEs(エスター) 味方援軍1 出撃選択×20 マルグリット撃墜 or 5PP 敵増援1 ディアムド(ジェラウド) 敵増援1 ディム・サー(AS団員)×6 ジェラウド撤退(撃墜含む)後 味方援軍2 ガンレオン(ランド) 敵増援2 人造次元獣アダモン(人造次元獣)×2 敵データ 初期 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP ユニット数 獲得ボーナス 備考 パールネイル マルグリット 60 (35900) 7(5) 13000 24 1 - MAP兵器、クロウを狙う ディム・リー AS団員 37 (12900) 7(3) 4200 8 2 - ディム・サー AS団員 37 (8900) 6(3) 4000 6 6 - 人造次元獣アダモン 人造次元獣 37 (19550) 7(3) 6500 10 2(4) D・フォルトHP回復(小)EN回復(小) 次元獣ライノダモン改 制御次元獣 37 (12550) 7(3) 3500 8 2 - 次元獣ブルダモン改 制御次元獣 37 (8150) 6(3) 2700 6 8 - ガブリン AS-AI 36 (4900) 5(2) 2000 4 10 - 敵増援1 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP ユニット数 獲得ボーナス 備考 ディアムド ジェラウド 75 (55900) 8(5) 15000 28 1 DMアダプター 指揮官L4、極再攻撃(技量237)EN回復(小)MAP兵器クロウを狙う ディム・サー AS団員 37 (8900) 6(3) 4000 6 4(6) - 敵増援2 機体名 パイロット LV HP 最大射程(P) 獲得資金 PP ユニット数 獲得ボーナス 備考 人造次元獣アダモン 人造次元獣 37 (19550) 7(3) 6500 10 2 - D・フォルトHP回復(小)EN回復(小) イベント・敵撤退情報等 レントンは気力130。 初期配置の敵機を4機撃墜 or 2PPに味方援軍1が北西に出現。 マルグリットのHP10000以下(撃墜含む)で敵増援1が南に出現。ジェラウドは気力150。 ジェラウドを撃墜、または登場から2ターン後のPPにイベント。味方ユニットが強制移動し、敵増援2が南西に出現。味方援軍2が南に出現。ジェラウドが生存している場合は撤退する。クロウ、エスター、ゼロ(蜃気楼で出撃している場合のみ)が撤退する。 攻略アドバイス レントンを真下ではなくその左上か右上に配置すればガブリンを反撃で墜とし1EPに味方を出現させ、南側に置いた機体が敵数機に反撃出来る。敵の行動順の問題で、左上に配置した方が反撃できる敵の数が増える。 ニルヴァーシュは、ガス欠気味になる。必要なら補給を。 マルグリットは、2EPからクロウを目指して移動を開始する。他の敵ユニットもすべて、2EPから移動を開始する。 マルグリットは、5PPに撤退する。 SRポイントを狙うなら、実質4PP中にアダモンすべてと、パールネイルを撃墜しなければならない。2PPから積極的に南下しないと、間に合わない。ゼロが「かく乱」を覚えていれば、敵ユニットが多い時点で、使っても良い。 「連続行動」をうまく使えば、3PP中に左翼のディム・サーとディム・リーの一団、およびアダモン2体くらいまで撃墜できる。 ボスのレベルが極端に高いため、アイアンエンブレム+努力(応援)でLv.60~70台の強力なエースを育成可能。エスターで両方撃墜しとくと復帰時のレベルが凄いことに・・・エスターは第46話中に復帰するが、そのときのLVは離脱時のLV+20になる。 ただしエスターは修理装置でレベリング可能。自軍全体で考えるなら他の機体で落としたほうがお得。修理によるレベル上げをよしとしない人はエスターで落とすといいかも。 参考までに、LV38のエスターが、マルグリットとジェラウドの両方を、エンブレムなしの「応援」で撃墜した場合、LV50まで上がる。 LV50で離脱し、第46話中に復帰した時点で、LVは70になっていることを確認。このときの味方パイロットの平均LVは55程度。最高LVは、第46話のボスにトドメを刺したパイロットになる可能性が高く、60程度になる。 祝福や再動・期待・補給等の貴重な精神コマンド持ちを選ぶのもいい。再動を覚える+てかげんとMAP兵器まで持ってるキラとか。 パールネイルは、すぐ(=5PP)に撤退してしまう上、交戦可能距離に近づくだけでも、1ターン以上が必要になる。よほど自軍を突貫させない限り、パールネイルと交戦できるのは、3EPと4PPのみになる。しかも、パールネイルは、見た目よりも硬い。撃墜する際は、火力のある数機で一気に墜とそう。パールネイルは、HP10000以下で撤退してしまうので、トドメはクロウなどの強力な援護攻撃持ちで、ダメージを稼ぎたい。 クロウは、この後ジェラウドに狙われるので、最低でも「直感」1回分のSPは確保しておこう。 ジェラウドはクロウを狙う。EPに入る前に「脱力」をかけ、気力130以下(シャトルの木下が2回、デフォルト誕生日のクロウが1回)にしておくと、極などのスキル発動を一時的に無効化できる。クロウの技量を養成していない限り、ほぼ確実に再攻撃される。HPを満タンにし、隣に援護防御持ちを置いておこう。(特に、回避系精神コマンドがない場合)デフォルト誕生日であれば、クロウはPPに手を出さず、「直感」をかけておけば、ジェラウドのEPの攻撃は、再攻撃もセットで完全回避できる。 ジェラウドに「脱力」をかけているならば、あわせて「分析」もかけて、ザコ撃墜よりも先にジェラウドのHPを削ろう。ジェラウドの気力150に達してしまったら、先にザコを撃墜してもよい。これを逆にすると、ジェラウドの気力が上がってしまう。 ちなみにジェラウドはマルグリットの初期位置に出現する。 戦闘前会話 マルグリット:レントン、クロウ ジェラウド:クロウ、エスター 初戦闘:レントン、ジェラウド、ランド 隣接シナリオ 第24話 暗黒大陸ルート 『あなたはもう必要ないのです』 第24話 宇宙ルート 『ゼロと呼ばれたG』 第26話 『冥府への転落』
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おわらないこい【登録タグ お めにP 初音ミク 曲】 作詞:めにP 作曲:めにP 編曲:めにP 唄:初音ミク 曲紹介 長すぎた初恋に終わりは来るのでしょうか。そんなお話の曲です。 歌詞の切なさとピアノ、ベースのセンスが光る曲。 歌詞 今も胸に残る あなたの言葉 本当の自分に ただ素直になる事 既に欠けている茶碗を重ね 大切に保つ事 それは偽りでしょう? それを失った私達 答えなど出せないまま 揺れ続けている そう それが私のすべてでした 生まれたばかりの雛鳥が 初めて目にした物の様に ただ あなただけ見つめて 私は 羽ばたけるのですか 解り合いすぎた 私たちには 鎹などいらなかった 何も望まなかった 惹かれあう緑(えん)は 時の隙間に 不自然な影を落とし 絆を切り裂いた それを悲しんで嘆くことは 裏切りに等しいことを 胸に刻んだ そう あなた私のすべてでした 生まれたばかりの雛鳥が 迷ってやっと見つけたものは 真実なのか嘘なのか 私は答えられるのですか そう それが私のすべてでした 生まれたばかりの雛鳥が 初めて目にした物の様に ただ あなただけ見つめて 私は 羽ばたけるのですか コメント 切なくて、ぐっときました・・・ -- 不知火 (2009-05-05 21 20 16) 一番のお気に入りです~ 心に響く・・・ -- 轉音 (2009-06-01 16 47 26) これは隠れた名曲でしょ・・・!!! -- 白竜 (2011-02-03 21 14 03) 名前 コメント
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終わらない夢(前編) ◆EHGCl/.tFA 「キャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」 二人の人間が空を飛んでいた。 物凄い速度で。 風を切り。 一直線に。 少女は自分の成し得る最大の声量による絶叫、少年は右手で麦藁帽子を抑え左手で少女を掴み、その飛行がさも当たり前のように平然とした顔で前を見続けている。 それどころか―― 「な、早ぇえだろ?」 ――笑いながら脇に抱く少女へと語り掛けていた。 勿論、恐慌状態の少女にそんな言葉が届く筈もない。 返ってきたのは恐怖を伝える絶叫のみ。しかし残念な事に空中を滑走する速度は一向に弱まらない。 文字通りロケットと化した二人が地面に降り立つのはもう数分後。 少年にとっては慣れっこの、少女にとっては地獄のような数分―― 「アアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ…………」 ―――果たして少女は意識を保っていられるのか。 ―――ロケットは止まらない。 ○ 「――ゴムゴムの風船!」 「ヒャア!」 永久にも思える程の数分は唐突に終わりを告げた。 麦わら帽子の少年が突如膨張、迫る地面と少女の間に身体を滑り込ませた。 数瞬の抵抗感の後に、ベクトルの掛かる向きが真上へと変換され少女は二メートルほど宙を浮き、そして地面に叩き付けられた。 「なはは、結構飛んだな~。大丈夫か?」 この期に及んでも全く悪びれた様子もなく笑顔を見せる青年――モンキー・D・ルフィ。 対する少女――エルルゥは時が止まったかのように地面へ突っ伏したまま動かない。 その獣耳だけがピクピクと揺れていた。 「エルルゥ? どうしたんだ―――」 「―――いきなり、何をするんですかぁッ!」 瞬間、スパンという小気味良い音が深夜の森林を駆け抜ける。 それは、三億ベリーの賞金額を賭けられることとなる男でさえも反応しきれない 神速の張り手。 完璧に頬を捕らえている。 並みの人間なら悶絶もの。 痛い顔の一つでもすればエルルゥの鬱憤も少しは晴れるだろうが、 「効かん!」 残念なことにこの男は普通じゃない。 加えて空気を読むこともしない。 その一撃を堂々と耐え抜き、誇らしげに胸を張った。 これにはエルルゥも肩を落とすしかない。 エルルゥは呆れ顔で深い深い溜め息を一つ吐く。 「はぁ……もう良いです。先に進みましょう」 「おう。早くエルルゥの仲間を見つけねぇとな」 仲間という言葉を出した一瞬、ルフィの表情がほんの少し精悍なものへと変化した。 あの時、ホテルで見せた時同様の真剣な表情。 さっきまでの陽気な面とはまた違うルフィの一面―――船長としての顔がそこにはあった。 「なぁエルルゥ、さっきの『たんちき』って奴には何か映ってねぇのか?」 その言葉にエルルゥはハッと顔を上げ、デイバックの中へと手を伸ばす。 ―――忘れてた。 先ほどの飛行と言うには無理やり過ぎる飛行に、その存在を完璧に失念していた。 慌てて取り出したそれには山のような光点が灯っている。 「……どっちに行きましょう?」 横から覗き込んでいるルフィへと問い掛けるエルルゥ。 光点が密集している所に向かえば沢山の人とも会えるが、それは殺し合いに乗っている参加者とも遭遇する確率が高くなるということだ。 言うなれば命の懸かった選択。 選ぶ方角を間違えれば死が待っているかもしれない。 一人で決断するにはあまりに重すぎる選択。 そう考え、エルルゥはルフィへと問い掛けた。 「こっちに行こう!」 答えは即答。 指した方角は北東―――光点が最も密集している地点であった。 「人も一杯いるし、エルルゥの仲間と会える確率高いだろ?」 「でも殺し合いに乗っている人が居たら……」 「大丈夫だって! 危ねぇ奴がいたら俺がぶっ飛ばしてやるから」 その眼光には恐怖など欠片も感じられない。 あるのは自信と決意。 不思議と人を引き付ける光、誰よりも純粋な光がそこにはあった。 「分かりました……でも無理はしないで下さいね」 「おぉ! 任せとけ!」 力強く胸を叩くルフィ。 そんなルフィを見て微笑むエルルゥ。 凄惨な殺し合いの場だというのに、二人の間には朗らかな空気が流れている。 これもまた、誰よりも自由な海賊を目指す青年が持つ力か。 二人は深淵の森へと足を踏み出した。 ● バラライカは引き金を引いた。 僅かな躊躇いも感情の起伏も見せずにきっかり二発、手に持った銃器から鉛玉を排出した。 だがしかし、それらの鉛玉は標的を捕らえることは叶わない。 ――女が狙撃に失敗した? それは絶対にない。 生ける死者の集まる街ですら恐れられる女帝が的を外すなど、唐突に現れたゴジラがペンタゴンを壊滅させるくらいに有り得ない。 ――女がわざと外した? それも、いやその方が有り得ない。 女は殺し合いに乗ることを決めた。 そんな女が今更狂人相手に情を見せるなど、ゴジラがペンタゴンを(ry ――ならば何故二発の銃弾は外れたのか。 答えはシンプル且つ明快。 男が銃弾を避けたのだ。 常人には到底不可能な反応と動きで大きく横に飛び、飛来する弾丸を二発、回避したのだ。 そして、再度地を蹴り女へと距離を詰める。 その疾走もまた尋常ならざる速度。 女が再び引き金を引くよりも早く、自身の拳が届く間合いへと足を踏み入れる。 「さっきは、よくも、やりやがったなぁぁぁあああああああああああああああ!!!」 放たれるは右ストレート。 肩口から標的へと一直線に走る、惚れ惚れするような見事な一撃が女の顔面へと向かっていく。 女は首を傾け、それを回避。 掠めた拳が頬の皮膚を僅かに削ぎ、一筋の血が流れ出た。 そして女は―― 「キャンキャン喚くな。耳が痛くなる」 ――身を屈め、男の右腕を潜るように前方へと動き、男の背後に回り込んだ。 そのまま女は男から距離を離す。手には何時の間にかサバイバルナイフが握られていた。 「痛ぇな、この野郎」 先程までの憤怒とは対照的に、男は気味が悪いほど静かに女の方に振り向く。 それを見て女は舌打ちを一つ。 一瞬だけ、手の中のサバイバルナイフに視線を落とした。 既にサバイバルナイフからは笑顔狂の血と脂は拭き取られていて、新品同様の輝きを見せている。 だが、その輝きを見て女は再度舌打ちをした。 予想が確信へと変わったからだ。 ―――男と交差した一瞬、自分はサバイバルナイフで男の右脇腹を斬り付けた。 相手の動きに支障が出るくらいには深く、しっかりと、刃を通した。 だというのに男は平然と振り向いた。 サバイバルナイフにも血痕がない。 それらの事象が語ることは一つ。 この男は不死者―――先の笑顔狂と同様の化け物だ。 「次から次に化け物ばかりが現れる……ここはゴーストシップの中か?」 「おいおい、なにシカトこいてんだよ!! てめぇはこのラッド・ルッソに不意打ちをかました!! このラッド・ルッソから物を奪った!! このラッド・ルッソにナイフを掠めさせた!! このラッド・ルッソに痛ぇ思いをさせた!! この手で殺す筈だった女を!! 誰とも分からねぇ糞野郎に殺され!! 傷心状態のラッド・ルッソにだ!!!」 脇腹を斬り裂かれた痛みなど、この怒りの前には消えてなくなっていた。 ラッドはただ前方を睨む。 目の前の女を殺す為、恋人を殺した男に辿り着く為、そしてその男を殺して殺して殺しまくる為に、ラッドを拳を構える。 「だから何だと言うのだ、イタ公。駄々をこねる子供のように叫ぶことがお前の攻撃方法か? ハッ、そういうのはママの目の前でやるんだな。もしかしたら玩具の一つでも買ってくれるかもしれんぞ?」 男が見せる烈火の如く憤怒に、女は氷の如く冷徹で返した。 その挑発に、男の表情が愉悦に歪む。 なかなかどうして骨のある女。 自分の死を理解していない糞共とは違う。 自分の力に酔っている糞共とも違う。 血も涙も感じさせない殺戮機械(キリングマシーン)。 それが目の前に立つ女の本性だ。 「へ……言うねぇ、言うねぇ。ま、影から殺そうとする臆病者(チキン)よりは数十倍マシだけどな」 「残念ながら、私は貴様のような単純な脳みそを持ち合わせていなくてな。暗殺を臆病者(チキン)呼ばわりする思考回路がどうにも理解できないようだ」 女に銃を使うつもりは無かった。 不死者を相手に銃撃など、ただの弾の無駄遣いに過ぎない。 狙いは首。 このサバイバルナイフで奴の首と胴体を斬り離す。 首輪がついてる以上、それで死ぬ筈だ。 とはいえサバイバルナイフで首を斬り落とすのは些か心許ない。 ならばどうするか? 答えは簡単―――相手の力を利用すれば良い。 つまり奴の突進の勢いを利用し、カウンターの要領で奴の首を両断。 それであの男は死亡。撃墜マークに星一つだ。 「いいね、いいね、いい感じだ!! やっぱぶっ殺すならお前みたいなムカつく奴に限るぜ!! こっちも罪悪感が残らねぇからなぁ!!」 「ほぅ、これは驚いた。罪悪感を感じるだけの脳があるのか」 だから今すべきは挑発。 頭に血が昇るほど攻撃は直線的になり、単調となり、カウンターを取り易くなる。 「いいぞ、その感じだ!! やっぱてめぇは殺りたくなる性格してるぜ!! てな訳で――」 小刻みに、リズムを取るように、男は身体を上下に揺らし始める。 そして両の拳を上げ、俗に言うファイティングポーズを取った。 「――死ね」 その一言と同時に男は地を蹴る。 それは女でさえも目を見張る程の速度。 だがそれでも女の身体は自然に動作を始めていた。 生き抜く為に覚えた技術を、無意識の内に身体の奥底から呼び起こす。 サバイバルナイフを地面と水平に構え、男の襲来と共に振り抜こうとし―― 「バレバレだぜ。火傷顔(フライフェイス)さんよぉ」 ――動きを止めた。いや止めざるを得なかった。 男が直進を止めたから。 交差点まであと数メートルの地点で、男が立ち止まったから。 女はナイフを振り抜くことが出来ない。 驚愕に目を見開く女へと、男は羽織っていた真っ白なタキシードを投げつけた。 (目隠しか) 女はデイバックからマシンガンを取り出すし、躊躇うことなく引き金を引く。 既に、男のイレギュラーな行動により弾の節約などと言っている場合ではなくなっていた。 轟音と共に放たれる弾丸が、視界を占領するタキシードをただの布切れへと変貌させる。 だが血が噴出することはない。 目隠しを利用し拳を叩き込んでくると予想していた女は、虚を突かれた表情を浮かべる。 (奴は――) 「――甘ぇなぁああ!!」 ―――結果だけを言うならば、女の予想は外れていない。 確かに男は目隠しを利用し距離を詰め、拳を握っていた。 だがその接近は、女の予想したタキシードの後ろから、ではない。 まるで地を這う獣のように、または地面スレスレを飛行する戦闘機のように、限界まで身体を屈め頭を低くし女へと接近していたのだ。 顔の高さは地面から十数センチの位置。 身体は今にも崩れ落ちそうに傾いている。 だがそれでも男は駆けた。 そして―――遂に自身の距離へと入ることに成功する。 「死ぃぃぃぃぃいいいいいいいいねぇぇぇぇぇええええええええ!!」 身体を起き上げる反動を利用しての右アッパーカット。 女の策を読み取り、裏をかき、超人的な肉体を存分に駆使しての一撃。 ―――だが迫る拳を前に女は笑っていた。 ―――何のことはない。 僅かなイレギュラーはあったが、事態は何も変化していない。 右手はマシンガンで埋ましまったが、サバイバルナイフは左手がしっかりと握っている。 相打ち、もしくはカウンターを失敗する確率が高まったが、そんな事は大した問題ではない。 自分はただの死人。 動き、息をする死人。 命など紙よりも軽く、儚いもの。 そんなモノを守る必要など皆無だ。 (及第点だ、イタ公) 風を切り迫るアッパーカット。 月光に煌めくサバイバルナイフ。 両者は徐々に近付いていき、遂に交差する。 どちらが先に獲物の喉元に食らいつくのか。 その答えは―― 「―――スタンプ!!!」 ――一人の青年により闇の中へと消え去った。 ● バラライカが見た物は二つ。 自分の直ぐ横から突如飛び出した肌色の何かと、それに吹き飛ばされていく不死者。 不死者は接近してきた時の何倍もの速度で後方に飛び、肌色の何かも物凄い勢い で収縮を始め背後に戻っていった。 「ル、ルフィさん! や、やり過ぎですよ!」 「なんだよ、エルルゥが止めなくちゃって言ったんだろ」 「そ、そうですけど! 加減ってものが……!」 そして聞こえてきた二人分の声。 バラライカはゆっくりと油断なく振り返る。 そこに居たのは二人の男女。 獣耳を生やした少女と麦わら帽子を被った少年。 どちらもまだ子供と呼べる容姿である。 「よ! 大丈夫か、バアサン」 「ルフィさん! そんな失礼なこと言っちゃ駄目ですよ!」 片腕を上げ、屈託なく笑い掛けてくる少年。 それを諫めるように言葉を飛ばす少女。 そのどちらにも敵意は見られない。 自分が襲われてると勘違いし、助け舟を出したのか。 成る程、この二人組がどのような人物なのかが、バラライカには良く分かった。 だから答える。 至極簡単な解答を二人へと見せ付ける。 「俺はルフィ! こっちはエルルゥだ! よろし―――」 その答えは少年の挨拶を遮るように、発せられた。 少年の声より何十倍もの音量を有した破裂音―――即ち銃声。 バラライカは、呑気な表情を見せる少年へと弾丸を見舞ったのだ。 驚愕に固まる獣耳の少女。 不意に音速で身体を貫かれ身を反らす少年。 先程の不死者を吹き飛ばした攻撃力を見るに、この少年は相当な実力者。 だが甘い。 何を勘違いしたのか自分を助けてしまった。 獣耳の少女も同様、全てを甘く見ている。 ここが殺し合いの場だと分かっていない。 甘い。 甘過ぎる。 だから死ぬ。 だから殺されるのだ。 バラライカは次の標的へと銃口を向ける。 獣耳の少女は未だ驚きから抜け出ていない。 これで四人目。 バラライカは再度引き金を引こうとする。 ―――が、そこである異変に気付いた。 麦わら帽子の少年が倒れないのだ。 銃撃を受けたにも関わらずしっかりと両の足に力を込め、立っている。 そして、 「効かーーーーーーん!!」 その腹から、弾丸が放たれた。 いや、放った訳ではない。弾丸を返したのだ。 まるでゴムのように伸びた腹が衝撃を殺し、パチンコのように弾き返したのだ。 「なんだと……?」 返品された弾丸はバラライカの右頬、先程ラッドの拳に裂かれた箇所の直ぐ上を通過する。 計二筋の血液が頬から流れ始めた。 だがバラライカはそれを気にも止めず、麦わら帽子の青年を睨み付ける。 「あービビった。何すんだよ、いきなり」 「貴様は一体……」 バラライカは、不死者を見た時同様の驚愕を覚えた。 必殺の銃弾を跳ね返した男。 少なくとも自分の世界にはこのような人間は居なかった。 「俺はルフィ。海賊でゴム人間だ!」 「海賊……ゴム人間……?」 ゴム人間―――とても信じられる物ではないが実際にソイツは居る。 ということは、先程不死者が吹き飛んだ時に見えた肌色はコイツの身体の一部か。 「不死者と同類……また化け物か。笑えてくるな」 「あ、そうだ。バアさんは殺し合いに乗ってんのか?」 「乗ってる……と言ったらどうするのだ?」 「ぶっ飛ばす」 ルフィはパキパキと指を鳴らし、楽しそうな笑みと共に拳を構える。 バラライカは自分の見立てが外れていた事を理解した。 ―――コイツはただの脳天気な餓鬼ではない。 ―――コイツは命のやり取りを知っている。 ―――餓鬼ではない兵士だ。 「……面白い」 「ん?」 「教えてやろう、小僧。私は殺し合いに乗っている。そこに転がっている餓鬼共を殺したのは私だ」 「そうか。んじゃ、行くぞ」 グルグルと右腕を回すルフィ。 バラライカは、拳銃を懐に収め、サバイバルナイフを取り出す。 数秒後、ルフィの右腕が回転の勢いを加え飛び出した。 その拳はさながら銃の如く。 「ゴムゴムの銃(ピストル)っ!!」 互いに、数メートルの距離を開けていた。 だがその伸びるパンチに間合いなど意味を成さない。 風を砕き、一直線にバラライカへと迫る。 「ッ!」 その超速の拳をバラライカは横に跳ぶ事で何とか回避。 伸びきった右腕をナイフで斬り裂こうと身を翻し―― 「ゴムゴムの……鎌!」 ――猛スピードで迫る麦わら帽子の少年が視界を埋めた。 ほぼ反射的に身体が防御体勢に移行する。 重心を低くし両腕を十字に構え、身体と顔を護る。 ―――衝撃。 ゴムの収縮を利用した身体ごと叩き付けるラリアットがガードの上にぶち当たった。 宙を舞う身体。 まるで木の葉と化したかのように軽々と一回転、二回転、縦方向にロールし、地面へと背中から落下。 まるで車と激突したかのような衝撃が身体を駆け巡る。 防御した両腕は痺れてしまい感覚がない。 背中から伝わった衝撃は内蔵にまで響いていた。 受け身に失敗していれば命に関わっていたかもしれない。 少なくとも数分は行動不能―――バラライカは客観的に判断した。 「うっし、終わり!」 勝利を確信したルフィの声が辺りに響き渡る。 そんなルフィに走り寄るエルルゥ。 地面に倒れ伏すバラライカ。 その誰もが気付いていなかった。 先程、宙を舞っている時、バラライカの肩から一つのデイバックが抜け落ちた事を。 そのデイバックをある男が拾った事を。 全長十数メートルの海王類すら仕留める前蹴りを喰らったことにより、男の殺意を示すメーターは限界値を軽く天元突破している事を。 男が、デイバックからある支給品を取り出し三人へと照準を合わせている事を。 ―――三人の誰も気付いていなかった。 そしてその時は唐突に訪れる。 「―――てめぇらこう思ったろ? 敵は全員倒した。俺達は死なない、ってな」 真っ先にその声に反応したのはモンキー・D・ルフィ。 しかしルフィが振り向いた時には「それ」は発射されていた。 「それ」とは砲弾。 男が背負ったバズーカ砲から飛び出した砲弾。 それは真っ直ぐにルフィ達の方へと進み、そして――――炸裂した。 急速に広がる『ぐれん』が森林を染め上げる。 木々に燃え移った炎が男を照らす。 「ヒャハハハハハハハハ!! 甘い、甘いねぇ!! 甘すぎるぜ、この馬鹿共が!! ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 男は笑っていた。 これ以上なく楽しげに、顔を歪め、狂ったような爆笑を続ける。 立つ者は男以外、誰も居ない。 辺りに残るは物言わぬ二つの死体と笑い続ける不死者だけであった。 ○ 「いやービビった、ビビった。危なかったなエルルゥ」 そしてそこから数十メートル程離れた木の上にルフィとエルルゥの二人は居た。 ルフィは不安定な足場の上に楽々と立ち、エルルゥはルフィの脇に抱え込まれている。 流石は三億の賞金首と言ったところか、ルフィは眼前にまで迫った砲弾を超人的な身体能力で回避した。 横にいたエルルゥというオマケ付きで。 「は……は……」 「? おい、大丈夫か?」 声にならない声を出しているのはエルルゥ。 襲われてる女の人(エルルゥの勘違いだが)を助けたと思ったら突然の発砲、戦闘、そしてバズーカによる砲撃。 あまりに密度の濃い数分間にエルルゥは茫然自失であった。 「エーールルゥーー? 寝てんのかーー?」 そんなグロッキー状態などお構い無し。 ルフィはエルルゥの耳元に顔を近付け、声を挙げた。 その大声にエルルゥも漸く自分を取り戻したのか、ゆっくりと顔を上げる。 「ルフィ……さん?」 「大丈夫か? 疲れたんならどっかで休むか?」 「いえ、大丈夫です……」 エルルゥを抱えたまま、器用に木から降りるルフィ。 木へと寄り掛からせる形でエルルゥを地面に座らせると、ルフィは辺りを見回し、自身もその隣に腰を下ろした。 「ルフィさん……?」 「疲れた」 「は?」 「エルルゥが疲れてなくても俺は疲れた。休憩タイムだ」 そう言うと、ルフィは「シッシッシッ」とエルルゥへ笑い掛ける。 その笑顔を見てエルルゥは、ルフィの真意に気付いた。 そして心の底からの微笑みを浮かべ、隣に座る少年に聞こえないよう小さく呟く。 「ありがとうございます」、と。 「ん? 何か言ったか?」 「フフフ、何も言ってませんよ」 「……よし、飯にしよう!!」 「いきなり何を……駄目ですよ。何があるか分からないんですし、食料は節約しなくちゃ」 「ばかだなー、お前こういうことわざがあるんだぞ?『腹が減ったら食うんだ』」 「そんなことわざありません。兎に角ダメです。せめてもう少し経ってからにしなくちゃ」 「何だよ、ケチだなー」 「ケチじゃありません! ……全く」 この人といると安心するな、とエルルゥは思った。 凄く強くて、ゴム人間で、でも子供みたいに無邪気な男。 心強く感じる。 こんな怖い殺し合いの中でも、この人と一緒なら皆と再開できる気がしてくる。 (ハクオロさん、アルルゥ、カルラさん、トウカさん、ベナウィさん……) 必ず再開する。 誰一人欠けることなく、この殺し合いを脱出してみせる。 「……ルフィさん、そろそろ行きましょう」 「大丈夫か?」 「私なら大丈夫です。アルルゥやハクオロさん達だって頑張ってる筈ですし、私だけが休んでる訳にはいきません」 「……よし、分かった! 行こう!!」 ―――それはあまりに突然過ぎた。 ルフィが立ち上がり大きく両腕を上げる。 その様子に苦笑しながらエルルゥも立ち上がる。 そして、轟く―――銃声。 まるでビデオの逆再生のように、エルルゥの身体が後方へと傾く。 先程まで寄り掛かっていた木にぶつかる。 大量の血を木に塗り込みながらエルルゥは地べたに倒れた。 「エル……ルゥ? おい!! どうした、エルルゥ!? おい!!?」 ルフィの絶叫が、綿が耳の穴に詰まっているかの如く、エルルゥにはボンヤリと聞こえた。 視界の中では、ルフィが驚愕と焦燥をない交ぜにした顔を見せている。 それはエルルゥの見たことのないルフィであった。 「大丈夫ですから……」そう言おうと口を動かすが、口からは生暖かい液体が湧き出てくるだけだった。 「エルルゥ、待ってろ、今すぐチョッパーんとこ連れてってやっから!!! チョッパーはすげぇんだぞ!! そんな傷、簡単に治しちまうんだ!!! だから……だから我慢しろ、エルルゥ!!!」 何故だろう、瞼が重い。 目を開いていられない。 とても寒い。 身体に力が入らない。 「エルルゥ!! エルルゥーーーー!!!」 何時しか視界は黒色に包まれていた。 体験したことのない濃度の暗闇。 明かりのない場所で目を瞑った時よりも遥かに暗い。 これは何なんだろう。 そんな疑問を思い浮かべることでさえ億劫に感じる。 ふと闇の中に誰かの姿が浮かび上がった。 それはエルルゥも知っている人物だった。 男の人にしたら長い、肩まで掛かる髪の毛、小さな角が二つ付いた白色の仮面を被った男の人。 「ハクオロさん……」 ―――エルルゥが最期に見た者は再開を望んだ愛しの人であった。 後編へ
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終わらないグルーヴ (おわらないグルーヴ) 基本情報 アーティスト Naoshi Mizuta(SQUARE ENIX) 配信日 2014/08/27 ジャンル オリジナル 原曲 - 解禁方法 解禁条件なし BPM 125 難易度 S2/N4/H8(旧:2/4/7) 特徴 アドリブ注意リズム難(HARDは特に注意)HARDには32分音符あり アップデートに伴う特記事項 2016/03/10難易度表記の変更(HARD6→7) 2018/03/2915段階の難易度表記に対応。 特徴 ややハネ気味なリズムが特徴の4拍子の楽曲。 テンポは適度に遅く、譜面も比較的素直だが、譜面が乗っている「コース」のデザインと見せ方が陰険な楽曲。 全体を通して「アバターが画面端に寄る」箇所の繋ぎ難度がかなり高い。画面切り替えがスムーズなスクロールではなく「一気に切り替わる」印象。 譜面は素直だがNORMAL以下とHARDでは傾向がかなり違う。 具体的には「32分音符」がHARD限定で登場する。詳細は後述。 アドリブの注意点 隠し場所と個数は全譜面でほぼ共通。 「4拍子」のリズムで空打ちすれば発見できる「オモテ拍」隠しが大多数だが、下記のふたつの場面は例外となる。 ①「♪シナプスの波に乗り 〜」の直前 詳細は下記参照。16分音符ひとつぶん前にずれている。下記ではHARDを例に挙げているがNORMAL以下も隠し方が同じ。 ◯……ヒット ◎……クリティカル ★……アドリブ 4拍子 【① ・ ② ・ ③ ・ ④ ・ ① ・ ② ・ ③ ・ ④ ・ 】 HARDの問題箇所 [◯...★......★....◎.◯.◯.◯.◯...◯.◯.…… シ ナ プ ス の - な み - 「♪シナプス」の直前に隠されたアドリブは4拍子のリズムに合っていない。 4拍子で空打ちするとGOODをもらってしまう(遅れていると判定される)ので注意。 ②中盤サビの直後 全譜面共通で「ウラ拍」隠しがある。 該当箇所のSIMPLE譜面は下記参照。4拍子で空打ちすると「ウラ拍」隠しのものが取れなくなる事があるため要注意。 ◯……ヒット --…ホールド ★……アドリブ 4拍子【① ・ ② ・ ③ ・ ④ ・ ① ・ ② ・ ③ ・ ④ ・ 】 SIMPLE[◯.....◯.....◯...--------..------] と- ど- け- み ら い ま で こ- の リ ズ- [----------------....★.....★.★...] - ム HARDの注意点 NORMAL以下と比べ物量面で大幅強化。 中でも後半には、異常に間隔の詰まったヒット2連打がある(下記参照)。音源では三連符の跳ねたリズムに聴こえるが、実際には三連符ではなく32分音符と考えて演奏するとGREATを取りやすい。 該当箇所では、類似したパターンを6回繰り返すことになる。6回目(最終)だけ、最後の1個がクリティカルになっていることに注意。 ◯……ヒット ◎……クリティカル 4拍子【① ・ ② ・ ③ ・ ④ ・ 】 問題の箇所[◯ . ◯ . ◯ . ◯ . ◎ ◯◯ ◯◯ ◯◯ ◯] [◯ . ◯ . ◯ . ◯ . ◎ ◯◯ ◯◯ ◯◯ ◯] [◯ . ◯ . ◯ . ◯ . ◎ ◯◯ ◯◯ ◯◯ ◯] [◯ . ◯ . ◯ . ◯ . ◎ ◯◯ ◯◯ ◯◯ ◯] [◯ . ◯ . ◯ . ◯ . ◎ ◯◯ ◯◯ ◯◯ ◯] [◯ . ◯ . ◯ . ◯ . ◎ ◯◯ ◯◯ ◯◯ ◎. . …… 【アップデート年表へ戻る】 【トップページへ戻る】
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らすとだんすはおわらない【登録タグ GUMI ら オワタP 曲 曲ら】 作詞:オワタP 作曲:オワタP 編曲:オワタP 唄:GUMI 曲紹介 【ラストダンス】[名詞] 1.最後の踊り。 2.艦これにおいて、あと1度旗艦を撃破すればゲージを破壊でき海域クリアとなる状態で出撃すること。 3.総じて終わらないものである。 DMMのオンラインブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」夏イベントE6のラストダンスがいつまでも終わらない時に脳内で出来上がった曲です。なお秋イベントは無事踊り切りました。 PVのイラストをののまろ氏が手掛ける。 歌詞 (作者HPより転載) ラストダンスは終わらない 資材はどんどん溶けていく ラストダンスは終わらない バケツもどんどん減っていく ラストダンスは続くよ ゲージはもうない あと一度で終わる キラ付けは三重 でも初戦で大破 旗艦狙って 旗艦狙って 随伴艦はどうでもいい 旗艦狙って 旗艦狙って カスダメはやめて て て て て 妖怪1足りない ラストダンスは終わらない 夜戦で敵がカットイン ラストダンスは終わらない ボスの前で大破する ラストダンスは終わらない 索敵値が足りないよ ラストダンスは終わらない 眠る時間が減っていく ラストダンスは続くよ もう一度踊りましょう ラストダンスは終わらない 羅針盤が荒ぶるよ ラストダンスは終わらない 出撃中に猫が出る ラストダンスは終わらない 運命力が足りない ラストダンスは終わらない そろそろ出かける時間 ラストダンスは続くよ ラストダンスは終わらない ラストダンスは終わらない ラストダンスは終わらない ラストダンスは終わらない ラストダンスは終わらない ラストダンスは終わらない ラストダンスは終わらない ラストダンスは終わらない 踊り切るその時まで コメント いい!!! -- 名無しさん (2014-11-15 13 35 33) こんなのあったのか いい曲 -- ちきん (2015-04-20 21 31 20) バケツはもうない\(^o^)/ -- まろ@丙提督 (2017-05-05 01 48 58) 名前 コメント
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登録タグ グロ セクシャル 個人差が分かれやすいワード 危険度3 小説 悲劇 拷問 殿堂入り 鬱 黙読注意 少女が男3人にひたすら拷問されるという、内容がシャレにならない小説。 やたらと長い文章なので、それなりの覚悟が必要。 誤字、脱字や展開などツッコミどころが非常に多く、 最終的にヒロインが臓器だけの状態でとどめを刺されるという何かのラスボスのような最期を遂げている。 類似ワード:終わらない夏休み 分類:グロ、鬱、セクシャル、殿堂入り 危険度:3 (人によっては1〜5まで変動する) コメント これ書いた人、実際に拷問されてましたかって言うぐらい詳しく書かれてるな -- (そそそそ) 2023-08-17 11 17 09 作者何があったんだよ…。茜っていう嫌なやつがいたのか…?描写が生々しいからすごいゾッとした -- (田中) 2023-08-26 10 26 27 これは恐ろしい -- (名無しさん) 2023-08-29 18 00 58 文章だけでもここまで怖くなるんだね -- (名無しさん) 2023-09-12 19 34 00 年齢制限不回避 -- (名無しさん) 2023-09-17 17 00 14 ラスボスのような最期は表現がおもろすぎて草 -- (名無しさん) 2023-12-13 23 34 37 怖い -- (名無しさん) 2023-12-14 23 50 53 文章だけでもかなり生々しいよね -- (名無しのネット民) 2023-12-31 16 21 14 琴葉のリョナクイーンかと思ったら違った -- (名無しさん) 2024-03-08 12 23 48 想像力豊かだからくっそきつい -- (やんるり) 2024-05-13 17 05 00 名前 コメント すべてのコメントを見る